「おはようございます」
いつもの女子大の街
雑居ビル
エレベーターの前に友哉さん(明日、照らす)と柴山さん(IF I FELL/2YOU MAGAZINE)がいた
不思議な光景だった
やっと今日が始まる
柴山さんに「明日、照らすと対バンしたい?」そう言われ、二つ返事でやりたいと言ったあの日から、
ずっとこの日が来るのが怖かった
今の僕たちが明日、照らすと対バンをして何が出来るんだろう?
そんなことを考え出したらどうしようもなくなって、前日は眠れなくて初めて原付でドライブした
広小路通りを走って、ビタミンを聞いた
眠れなかったんだけど、とんでもなく朝が苦手な僕でも流石にこんな日は目が覚めてしまうもんだ
エレベーターに前述の友哉さんと柴山さんと乗ったんだけど、
ボタンを押し間違えたのか、三階まで上がったエレベーターはまた一階へ下がりするとそこには、ばんさん(明日、照らす)が。
なので当然、柴山さん、友哉さん、ばんさん、僕で狭いエレベーターに一緒という
かなり貴重な経験をした
リハーサルを見させてもらって、それにもまた興奮して
やっぱり緊張して
朝ごはんを食べようとしたけど
おにぎり一個しか食べられなかった
緊張で食べられないなんて初めてだった
出番が来る。
こんなに緊張した事は軽音部の時に初めてライブをした以来ってくらい、
膝は笑ってたし
頭は真っ白だった
素直なライブが出来たと思う
フロアの僕から見て右手の方の壁に友哉さんが寄りかかってるのが見えて、ライブ中ドキッとした。
柴山さんが出番終わり、良かったよって言ってくれて優しい人だから優しさで言ってくれてんのかなって僕みたいな人間は思っちゃったけど顔見たらすごく笑顔で
本当に嬉しかった
打ち上げは新栄のや台ずし
僕は開始から、既にかなり酔っていた
何を隠そう明日、照らすとの打ち上げの緊張を誤魔化す為である。
みなさん、考えてみてください。僕が初めて彼らの曲を聴いた時、ほぼ活動は止まり、
ライブを見ることが出来るなんて思いもしなかった。そう思いながらひたすら曲を聴いた。
去年の11月友哉さんの路上ライブを見に行った。
それから7月・8月の歓楽の大名古屋
そして対バン、ましてや打ち上げでお酒の席でお話しできるなんて、思いもよらないわけです。夢見たいな光景だった。
ちなみに打ち上げでばんさん(明日、照らす)はビールを3時間飲み続けていました。
友哉さん
ブログ(硝子戸の中)で書かれていた「バンドとしての価値はどれだけ人の人生に関われたかで決まる」
間違いなく僕の人生に1番関わったバンドです
そんな事を僕が伝えると
「カロテンも誰かのそんな音楽であると思うよ」
大好きなバンドをやっている人は
僕の好きな人になりました
もちろん、そういう意味じゃなくて、ね笑
これからは僕が明日、照らすに何かを返さなければな
やるぞ
やってやる
メラメラと燃えている
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1日経って、スタジオが終わって帰り支度をしているとけいせい(Ray Works)から電話が
「青山さん」
「どうした?」
「どうしても余韻が冷めなくて、昨日買った明日、照らすのCD聞いてたんですけど、そしたらカロテンのSEの曲が流れてきてなんかうるっときちゃって、思わず電話しちゃいました。昨日、本当に最高でしたよね!」
「最高だったね!また俺達で明日、照らすと何か出来たらいいね」
「それめちゃくちゃ最高です!それだけ伝えたくて、いきなり電話してすみません」
ずっと明日、照らすが好きでよく話す言っちゃえば、明日、照らす友達の1人のけいせい
彼からの電話で僕のメラメラと燃える気持ちは決意に変わった
僕にとっての“真昼のライブハウスで明日、テラスが若い人たちに会う。”はこうして終わった。
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最後に柴山さん
柴山さんが居てくれたからあの日がありました
本当にありがとうございました
いつかあの日があったからここまで来れたと言える様に
頑張ります