ライブハウスには精算という時間があります。アンプだったりドラムセットだったりマイクだったり、持ってない人はそれらをライブハウスからレンタルさせてもらっているのでそのレンタル代を払ったり、ノルマのお金を払ったりするんです。
そして、その時に今日のライブについて、ライブハウスの方に聞く事が出来るんです。いろいろ話してもらって反省だったり、反省だったり、反省をするんです。バンドにとってとっても貴重な時間です。
去年の夏くらいの精算の時に
当時RAD SEVEN でブッキングマネージャーをしていたたくやさん(AFTER SQUALL)にmollyやamanojac 、ねぐせ。に対して思う事があるんじゃないか?そういう曲をカロテン目線で作ってみたら面白いんじゃない。
と言われた事があってそこから出来た曲になります。
この曲だけ本当に歌詞がなかなか出来なくて泰世ときゃんばらさんに歌詞の相談したりしたなあ。時間も1番かかったけど今回のEPの4曲の中で1番最初に出来たのがこの曲で自分の中でスイッチが入ったと言うか、きっかけになった曲でもあります。
ちなみに嫌ほどって、変なタイトルだと思うんですけど「イヤホン、ほどけない」でイヤほどって言うダジャレでもあります!
なかなかうまくいかない僕らの物語。
コンビニで百円コーヒーを買うことすら悩んで喫煙所で携帯を開けばTikTokやストーリーで流れまくるあいつらの曲。
打ち上げで朝まで飲んで始発に乗り、
イヤホンをつけようとすると絡まっていて、そんな時に限ってなかなか解けなくて
情けなくて涙ぐんでしまって
それでも車窓から見える雲ひとつない青空と朝日とそれに照らされてキラキラひかる庄内川は嫌になるほどに美しくて
僕らの物語が映画や本になったらこの景色を必ず映したいと思いました
“嫌ほど”
この日々は物語に映らない
所詮自伝でもドラマを求めてる
汚い部屋は自らの象徴です
痛くなるほどに今を愛せてない
僕だけが残ってしまった
そんな気が今日もしてるけど
絡まったイヤホンのような日々
押し殺して耐え難いね
みんなのようには出来ないね
透明な青色の空が綺麗
見上げてると不安になるよ
どうしてなのかは僕にも
分からない
比較勘弁、いわゆる凡人です
僕の芝生も青いはずなのに
コンビニで聞いたあいつらの曲
百円コーヒー買うかで悩む僕
絡まったイヤホンのような日々
解けなくてしょうもないね
泣いたっていいんだぜ
重ねていく日々の中、嫌ほど
探してんだ 本気なんだ
まだ見てないものばかりさ
Life is so beautiful