あおやまりょうたのブログ

カロテン Gt.Vo. 青山です

僕にとっての、誰かにとっての(2023.7.8 明日、照らす主催“歓楽の大名古屋”について)

僕が“明日、照らす”というバンドに出会ったのは二十歳、大学2年生の秋の始まりの頃でした

 


My Hair is Badのツーマンツアーだったかな確か。。名古屋編アポロベイスでのゲストバンドとして知りました。

 


すごいバンド名だなー、なんて思いながらなんの気も無しにYouTubeで検索して

たまたま1番上に出てきた「あの娘を返せ」のライブ映像の再生ボタンを押して

その瞬間、大袈裟でも何でもなく僕の人生は少し変わりました

 


インターネット、Twitterで調べまくって当時、丁度リリースされたばかりのPermanent Collection をなけなしのバイト代で当時付き合っていた彼女とPARCOのタワーレコードへ買いに行ったことを良く覚えています

 


そこから村上さんのブログを読み漁り、SEに楽曲を使わさせて頂き、出身が一宮で同郷である事を知り、更に大学まで同じと言う。。。これは。。。もう運命と言って差し支え無いのでは。。。?というよく分からない感情まで抱きました。(1番新しいMV「K」の撮影地が中部大学でした。初めて見た時、初めて見たとは思えませんでした)

 


僕がバンドで、カロテンとしてライブハウスで活動しようと思ったのはMr.Bouquet というバンドのおかげでした

でも、もっと言えばここまで続けることが出来たのは明日、照らすのおかげでした

 


長尾さん(RAD SEVEN)と話して悔しくて泣いた夜をバネに出来たのも、僕がメンバーを失って1人になって、それでもバンドを続けようと思えたのも

いつかこんな風になれたら

この思いが彼らに対して強くあったからです

 


本日2023年7月8日

僕は初めて明日、照らすのライブを見る事が出来ました

2019年、二十歳の頃から僕がずっと焦がれていた景色でした

 


何を着て行こうか、何を持っていけば良いだろうか、とワクワクする自分にまだこう言う感情が残っていたのだと少し感動しました

選んだのは弾き語りで一緒にやらせてもらった時に買った明日、照らすTシャツ。

少し派手なデザインと色味なので

「これ、みんなで着てたら少し恥ずかしいかもなー。でも自分のライブでカロテンのTシャツ着てくれてる人がいたら嬉しいしな。」なんて事を考えながらクラブロックンロールに向かいました(結局、僕と同じTシャツを着ている人は1人も居ませんでした、僕が見ていないだけである事を願います)

開演。初めて見れたザ・ラヂオカセッツと秀吉

半端ない程に素敵でした。

村上さんがMCで話していた「カッコいいけど直接言いたくない」僕にもそんな友達が居るので強く共感しました

 


“あなたがいないともう全然無理”

何回も何回も繰り返して映像で見たライブをする明日、照らすの姿が現実に目の前にありました

ライブ途中、少し嫌な空気になった瞬間もありましたが

でもずーっと待ってたんだもんね、ちょっとくらい良いよな

の気持ちもありつつ、許せない気持ちもありつつ

それでも一音一言をステージの上で放ってくれた村上さんに感謝です

ていうか少し怒る村上さんも、ご褒美だよね最早。ライブだもん、リアルだもん。何が起きても最高でした

 


曲が、歌が、音が体に染み渡る感覚

やっぱりライブハウスを好きで

音楽を好きで

明日、照らすを好きで

本当に良かった

 


終演後、柴山さんに会えた事も良かった

この間、社長って僕が読んでみたら照れ臭そうに笑っていた

柴山さんが居なかったらこんなにも強く愛せてなかったと思います

ありがとうございます

 


僕にとっての、誰かにとっての

どこまでも待ち望んだ夜でした

今夜の広小路はなんだかいつもと違って見えました

音楽は時を超えて、ライブハウスは人を繋げて、ロックバンドとは素晴らしい文化であると改めて認識出来ました

 


少し長くなり過ぎましたが、

僕にとっての言葉にしないといけない夜でした

明日21時、僕のバンドより大切な解禁が二つあります

楽しみにしていてください

おやすみなさい