あおやまりょうたのブログ

カロテン Gt.Vo. 青山です

セブントワイライトについて

2022年5月6日

 

blanc.の活動休止ライブを見に行った。

猫はバンドマンで一番最初に出来た友達だ、声がマジでデカくてなんならうるさいし、突然僕を持ち上げて振り回したりするし、でもめちゃくちゃ歌上手いし、同い年なのに兄貴肌でどこまでも優しい奴だ。思えば僕がバンドで1人になった時も尾張一宮駅まで来てくれて駅ナカの喫茶店で絶対に辞めるなよって説得してくれたのも猫だった。

ライブ中あいつはバンドマン、辞めるなよってまたおんなじ事をいつもみたいな大きな声で言った。俺はそっくりそのままその言葉を返すよって思った、気が付いたら泣いてた

その日は打ち上げの時間が過ぎるのが本当に早くて、気が付いたら朝になってた。外に出たら空は白でも黒でもなく淡い青色だった。後で調べてみたらそれをトワイライトとも言うらしかった。

 

2022年5月15日

Landerの解散ライブを見に行った。

大好きな後輩の解散ライブ、こんな事になるなんて思っても無かった。みんないつまでも音楽を続けていつまでも酒を飲んで、夢を語って、夜を過ごして行くと思ってた。

半年前、コンビニで缶のお酒を買って龍臣と話してる時に解散の話をされた。辞めてほしくなかったけど、言えなかった。代わりにまた音楽をやって一緒のステージに立つ事を約束した。

最後の曲、何回も聞いた曲。でも最後だった。もう2度とこの4人が揃って音楽を鳴らす事はないんだと思うと涙が止まらなくなった、最近泣いてばっかりで本当に良くない。龍臣はハイボールが好きだったからライブはハイボールを飲みながら見ることにした。時間が経ったハイボールは溶けた氷で薄くなって不味かった。

いつも見たいに、何事もないみたいに龍臣は『ありがとうございました』とだけ言ってステージを降りた。

 

 

まだ2人ともバンドは再開できていないけれどツアーに2人を弾き語りとして誘わせてもらって、快く出演してくれた。2人とも、いい歌歌ってくれたなあ、ありがとう。

また高速道路に乗ってさ色んなところに行こうね。バンドで見たいよ2人を

そして、そんな2人とも節目の場所として新栄RADSEVEN を選びました。俺もそうさせてもらう。初めての東名阪、ひとつなぎTOUR。

いいツアー回らせてもらった。残すはツアーファイナル8月5日。惰性でも友情でもない、答えはライブハウスにあります。刮目してください!

また8月5日に、ライブハウスで、RADSEVEN で会いましょう。おやすみ

 

 

"セブントワイライト"

作詞:青山凌大

 

午前四時ハイウェイを切り裂いた

僕ら何も無かった、何も無かった

それで良かった

どこまでも続くと思ってた


惰性とか友情とか、

そういう理由じゃ有り得なかった

なんて言えばいい?言葉じゃ無理

だから僕らは歌にするんだよ


僕らはこんなにも愛していたんだね貴方を

あの日の約束を貴方は覚えてくれていますか?

美味いハイボールを海沿いで2人で飲もうよ

出会ってくれてさ、本当にありがとね


セブントワイライト

走り出せ僕ら無敵ロード

いつだって僕らの夢や夜は終わる事を知らないのさ

セブントワイライト

心臓の鼓動、耳鳴り、不味いハイボール

最後の音が止む「ありがとうございました」

 


午前5時ハイウェイで

1人あなたの歌を歌ってる

空は青くて風が吹いて

薄い月が僕らを笑った気がした


歩んだ道振り返れば

節目には貴方がいてくれた

気付いてたんだ、ここにあった

愛も優しさも教えられていたんだ


ここはライブハウス

ビル2Fライブハウス

僕らはここにいる

僕らはここで待つよ


セブントワイライト

煌めく思い出は美しいままなんだ

あの日流した涙 忘れらんないね


希望、無限リロード

諦めの悪い僕らを笑ってくれないか?

その伏線、いつしか確信に変えるのさ


セブントワイライト

走り出せ僕ら無敵ロード

いつだって僕らの夢や夜は終わることを知らないのさ


また会えるよっていつもの貴方みたいに笑って欲しかった

ああもう本当にこれで最後なんだね


セブントワイライト

輝け僕ら無敵ジャーニー

いつだって一緒が一生続くって事を信じてた


セブントワイライト

叶わない夢があるという事を知りました

それでもこの夢を諦めない事にしました


あなたとだから笑えた夜

あなたとだから泣けた夜

あなたとだから終わらない夜と

あなたとだから美しい

セブントワイライト