あおやまりょうたのブログ

カロテン Gt.Vo. 青山です

サイゼリアは食べ過ぎる 副題:弱いを重ねてツアーファイナルについて

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今日のお昼に食べた、サイゼリア

ランチセットなんて出来たんだ。と思いながらハンバーグセットとトマトソースのパスタを注文。

本当に美味しいものがあんまり分かんないけど

好きだな、と思う。このサイゼリアという空間と、味と、量と、値段と、思い出

あらゆる物事において、それで良いし、そうであるべき

好きならそれで良い

 

 

ずっと、先輩として見ていたLUCCI

去年の12/2 弾き語りでゲンタさんとやらせてもらった時、優しい歌が胸に刺さって、なかなか抜けなくて、それが悔しさと気がついた時、名古屋でバンドをやっているんだと噛み締めた。

 

去年の10/31 下北沢のサーキットイベントで見たAdler を忘れない

会場が同じで彼らのライブ終わり楽屋に駆け込んで、汗だくの彼らをツアーファイナルに誘った。もりた、僕から奪ったコンバース履いてきてくれるかな

 

2019年、先輩に誘われて行ったR.A.Dのライブでボーイズビーアンビシャスを見た。

同い年だよって先輩に言われて、全然信じられなくて、僕がバンドを始めてすぐ仲良くなって、

思い出を語ればキリがないとはまさにこの事ですが、一つあげるならばこないだラーメンを食べた時に

バンドやりたいなって言ってた事

バンドやろうぜ僕たち

何回も何回も頼み込んだ

amplest、ありがとう

 

3/25 場所は新栄RADSEVEN 

弱いを重ねてツアー、ファイナル公演

ウズウズしてるんで

ワクワクしててください

待ってる!

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嫌ほどについて

ライブハウスには精算という時間があります。アンプだったりドラムセットだったりマイクだったり、持ってない人はそれらをライブハウスからレンタルさせてもらっているのでそのレンタル代を払ったり、ノルマのお金を払ったりするんです。

そして、その時に今日のライブについて、ライブハウスの方に聞く事が出来るんです。いろいろ話してもらって反省だったり、反省だったり、反省をするんです。バンドにとってとっても貴重な時間です。


去年の夏くらいの精算の時に

当時RAD SEVEN でブッキングマネージャーをしていたたくやさん(AFTER SQUALL)にmollyやamanojac 、ねぐせ。に対して思う事があるんじゃないか?そういう曲をカロテン目線で作ってみたら面白いんじゃない。

と言われた事があってそこから出来た曲になります。


この曲だけ本当に歌詞がなかなか出来なくて泰世ときゃんばらさんに歌詞の相談したりしたなあ。時間も1番かかったけど今回のEPの4曲の中で1番最初に出来たのがこの曲で自分の中でスイッチが入ったと言うか、きっかけになった曲でもあります。

 


ちなみに嫌ほどって、変なタイトルだと思うんですけど「イヤホン、ほどけない」でイヤほどって言うダジャレでもあります!

 


なかなかうまくいかない僕らの物語。

コンビニで百円コーヒーを買うことすら悩んで喫煙所で携帯を開けばTikTokやストーリーで流れまくるあいつらの曲。

打ち上げで朝まで飲んで始発に乗り、

イヤホンをつけようとすると絡まっていて、そんな時に限ってなかなか解けなくて

情けなくて涙ぐんでしまって

それでも車窓から見える雲ひとつない青空と朝日とそれに照らされてキラキラひかる庄内川は嫌になるほどに美しくて

僕らの物語が映画や本になったらこの景色を必ず映したいと思いました

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“嫌ほど”


この日々は物語に映らない

所詮自伝でもドラマを求めてる

汚い部屋は自らの象徴です

痛くなるほどに今を愛せてない


僕だけが残ってしまった

そんな気が今日もしてるけど


絡まったイヤホンのような日々

押し殺して耐え難いね

みんなのようには出来ないね


透明な青色の空が綺麗

見上げてると不安になるよ

どうしてなのかは僕にも

分からない


比較勘弁、いわゆる凡人です

僕の芝生も青いはずなのに

コンビニで聞いたあいつらの曲

百円コーヒー買うかで悩む僕


絡まったイヤホンのような日々

解けなくてしょうもないね

泣いたっていいんだぜ


重ねていく日々の中、嫌ほど

探してんだ 本気なんだ

まだ見てないものばかりさ


Life is so beautiful

春風は太陽を連れてについて

僕は一宮市の大江川っていう川の近くに住んでいます

毎年4月になるとそこにはいっぱいの桜が咲いて

これまで例えば秋の紅葉だったりとか、冬の雪景色とか、みんなで山頂から見た夜景とか、たくさん綺麗な景色を見てきたけれど

それでもやっぱり大江川の桜並木を越えることはなくて

でも桜って意外とすぐに散ってしまうんです満開の期間なんて1週間も無くて

あっという間に葉桜に変わってしまうんだけれど

ちょうどそんな頃に、大学の軽音部で組んでいたバンドの元メンバーだったあいつに初めて彼女が出来た事を聞きました

 


そいつは本当に変なやつで

当時大学2年生の時、みんなでいつもみたいにこーたってやつの家に集まってお酒を飲んでいたら

突然号泣してみんな結婚して幸せになるんだ。俺はずっとひとりぼっちの独身貴族だ。って豪語するような奴で

だからそいつに彼女が出来たって聞いた時変な気持ちになった。そりゃ嬉しいんだけどさ、なんていうかさ、一種の感動みたいな。そういう気持ち。

 


そいつは大学を卒業してその子と同棲を始めて、秋くらいに久しぶりに集まった時に今は仕事が忙しいけれど…出来れば…そんなような事をあの頃とは違って濁しながら言ってて

そこでまた僕は感動してしまって、

勝手に僕が感動して、勝手に想像して、友達に書いた、手紙みたいなウェディングソングです

 


齢と弱いを重ねて、“生きる”という事の中で

どんな小さな幸せであっても大切な人と居れば、太陽のように眩しいのだ

 


今回の4曲の中で1番歌詞が上手く書けたんじゃないかなあ

僕は僕の、あなたはあなたの幸せに気が付けますように。願わくばあなたの幸せの中に僕らの音楽がありますように。

 

 

 

 


[春風は太陽を連れて]

作詞・作曲 青山凌大

 


朝、起きると寝顔の貴方が

日常に添えられている

色違い並んだ歯ブラシは

きっと愛の証

 


桜を春風が連れて

緑に変わる頃に

伝えた事を今でも

嬉しそうに話すなよ

 


どんな未来が僕らを待っていても

貴女と二人ならばどんな小さな幸せも

眩く見えて太陽みたい

何もない休みの日は

夕飯の買い物に歩いて行こう

夕日が二人の影をどこまでも伸ばしてゆく

 


これから先二人の間に

新しい大切が生まれ

でも僕はきっと嫉妬するから

たまにはデートしてよね

 


よわいを重ねて生きるの中で

醜い魔物にも出会うでしょう

それでも貴方は春風が連れてきた

太陽だから

 


朝、起きると寝顔の貴方が

日常に添えられている

今日から同じ薬指で

光るの愛の証

 


どんな未来が僕らを待っていても

貴女と二人ならばどんな小さな幸せも

眩しく見えて太陽みたい

何でもない今日という日を

二人の新しい記念日にしよう

真白のドレスのあなたの横で

永遠の愛を誓うよ

 

 

 

3/3,4 ツアー

夏ぶりのツアー。

どうしてツアーをするのか?

今の時代に必要なものなのか?

そんな事を考える毎日でしたが、

やっぱりまだ確実に何かを掴めた感覚や答えはありません

ただ僕が今強く思えるのはこのバンドをやっていて良かったという事

そしてその感覚の正体に少しずつ近付けているという事

そんな一歩を踏み出している自覚があります。

 

ずっとフワーッとした人生でした

やりたい事もなく、ただ幸せにさえなれたらいいなと思っていました

どうして僕がバンドをやるのか

どうしてライブハウスが好きなのか

それを見つけられる予感があります

 

残りは19ヶ所。

強くなりたい

メンバーとこんな僕らを応援してくれている人に恩返しをしたい

頑張るぞ

おやすみなさい

 

ただについて

初めて曲を作ったのは大学一年生の時

ただ、と言う曲でした。

いや、流石に知ってる人は居ないと思うんですけど昔19の音源とかを配ってた事があってその中に入ってたりしたようなしてないような。


まあ付き合いの長い奴は知ってるって感じです。泰世とかきゃんばらさんとかね。その曲が僕本当恥ずかしくて、自分の曲を恥ずかしいってダサいんですけど、恥ずかしいもんは恥ずかしい!でも初めて作った曲に思い出がないわけがなくて、もうあの曲は人前でやることはないんだろうけど、

ある曲が出来た時にタイトルに悩んで

思入れのあったこのタイトルを付けました

 

 

 

去年の夏祖父が突然倒れてしまって

それから秋になって祖母も続く形で倒れてしまいました

 


二世帯住宅だったので、毎日顔を合わせたし

ご飯もよく作ってもらってたし

僕両親は共働きなんで反抗期がほとんどなかったんですけど何故か祖父母に対して反抗期が来ちゃって。この歳になってからはマシになったけど、なんでだろうね。どうして素直になれないんだろうね!反抗期って!難しい!

 


おじいちゃんはちょっとぼけちゃったけど話は出来て、でもなんかすごい涙もろくなってて。一回東京遠征前に施設に会いに行ったんだけど明日東京行ってくるね〜って言ったら僕が上京すると思っちゃったぽくて号泣。僕も釣られて号泣。上京しないよ!じいちゃん泣き虫だったんだなあ。知らなかったよ。

 


意外と元気なじいちゃんに対してばあちゃんは話す事が難しくなっちゃって、

入院してから久しぶりに会った時、正直信じられない気持ちが強かった。あんなに元気だったのにって思った。

でも手を握ったら握り返してくれて、僕の目をじっと見てくれた。

いつぶりに握ったか分からないばあちゃんの手、こんなにちっちゃかったかなあ。僕の小さい頃のまま、あったかくて優しくて大好きな手。この手で作られる料理が好きだった。作り方聞いとけば良かった。手を握るだけで、そばに居るだけで良かったんだけどね。

気付くのが遅かった僕の後悔の曲。

愛に形はないから、

それでも渡さなくちゃいけないから、

言葉を超えて溢れたものが

曲になりました。

でもそれってライブハウスも同じだと思うんだ。あなたに渡したいものが僕らもあるし、あなたも僕らに渡したいものがあると思うんだ。

 


どこまでも優しくて、少し世話焼きなばあちゃん。動物が大好きで、歩くのが早いじいちゃん。貰ったものを大切にする。

いつかライブ見に来てくれないかなあ。長生きしてね

妄想少年について

地元名古屋グランパスに18歳で入団!長友佑都の再来!ACミランの10番!10億円プレイヤー!

 


「目標や、夢は高すぎた方が良いんだよ」

 


高すぎた目標は現実とのギャップをどうしようもないものにしました。小学校6年間通い詰めたクラブチームのジュニアユース不合格。初めての挫折、12歳の春。

 


その頃から元々好きだった少年漫画好きに拍車がかかりました。ワンピース、ナルト、トリコ、ハンターハンタースラムダンクジョジョの奇妙な冒険スケット・ダンスBLEACH

漫画の中のヒーロー達はいつだってかっこよくて、努力して困難を乗り越えて、僕には出来なかった事をやってのけていました。近所にTSUTAYAがあったので両親の漫画好きを利用して、レンタルしまくり。10冊千円だった。読み漁った。

 


学校には漫画を持っていけなかったので代わりに文庫本を持っていきました。

リアル鬼ごっこ』『スイッチを押すとき』の山田悠介さんがお気に入りでした。

本が友達ってイジられてた時もありました。

眠たくもないのに寝たふりをしました。会話を盗み聞きして、本当は輪に混ざりたいと思ってました。

 


自分は特別だとも思ってました。サッカー選手にも漫画家にも美容師にもなんだってなれると思ってました。なんだってなれると思った僕がネットの世界に毒されて学歴というものを知り、大学に全て落ち、唯一受かった滑り止めの大学。本当に行きたくなくて吐くまで泣いて親に浪人したいと懇願した。そんな大学でかけがえのない音楽に、人に出会いました。

 


なんの作品か忘れてしまったけれど、学生さんが死んでしまってお葬式の場面、沢山の人に涙される人気者。もしも僕が今、死んだら。そんな事を思わず考えました。誰が泣いてくれるんでしょうか。あの娘は、あいつは、あの人達は

泣いてくれるかな。このままじゃ死ねないよな。

いじめられていた僕へ


ギターもライブハウスも知らなかった

あの頃の妄想少年だった僕へ

一瞬

小学校低学年の頃一人遊びが好きだった。

怪獣の模写とポケモンウルトラマンのソフビで物語を作るのが特に好きだった。

当時は親父の影響でサッカーを習っていたけれどいかんせん僕には球技の才能と言うものが無く、本気でプロのサッカー選手を目指していた親父からすれば僕のサッカーが上手くないと言う事実はかなり耐え難いものだったと思う。(推測でしかないけれどね)

 


そんなわけで大好きな両親から褒められない毎日。それでも通わされた練習。そんな時、休みの日にハマっていたレンジャーモノの怪獣を模写した。親父が「上手だな。すごいな。」と言ってくれた瞬間。今でも覚えてる。固定電話が置いてある棚の前での一瞬の会話。その日からは僕の夢はサッカー選手から漫画家になった。お小遣いで漫画家になるセット、みたいなものを買って見よう見まねでGペンをインクに浸し描く。しかしGペンはホンットに難しくてまっすぐな線すら描けなかった。挫折した。世の中の漫画家はすげえよ、どうしてあれで絵が描けるんですか!

それでも模写は好きだった。中学校に上がってからも続けて、美術の先生に運動靴の模写を褒められて展覧会で僕にだけ金色のシールが貼られた時は嬉しかった。中3の受験のタイミングで絵を描くことは無くなってしまった。でもノートも教科書も落書きだらけだったな。ちゃんと集中しなくちゃだめだろ!何やってんだ!


一瞬の会話が、一生忘れられないかもしれない。

親父、覚えてんのかなー。