あおやまりょうたのブログ

カロテン Gt.Vo. 青山です

春風は太陽を連れてについて

僕は一宮市の大江川っていう川の近くに住んでいます

毎年4月になるとそこにはいっぱいの桜が咲いて

これまで例えば秋の紅葉だったりとか、冬の雪景色とか、みんなで山頂から見た夜景とか、たくさん綺麗な景色を見てきたけれど

それでもやっぱり大江川の桜並木を越えることはなくて

でも桜って意外とすぐに散ってしまうんです満開の期間なんて1週間も無くて

あっという間に葉桜に変わってしまうんだけれど

ちょうどそんな頃に、大学の軽音部で組んでいたバンドの元メンバーだったあいつに初めて彼女が出来た事を聞きました

 


そいつは本当に変なやつで

当時大学2年生の時、みんなでいつもみたいにこーたってやつの家に集まってお酒を飲んでいたら

突然号泣してみんな結婚して幸せになるんだ。俺はずっとひとりぼっちの独身貴族だ。って豪語するような奴で

だからそいつに彼女が出来たって聞いた時変な気持ちになった。そりゃ嬉しいんだけどさ、なんていうかさ、一種の感動みたいな。そういう気持ち。

 


そいつは大学を卒業してその子と同棲を始めて、秋くらいに久しぶりに集まった時に今は仕事が忙しいけれど…出来れば…そんなような事をあの頃とは違って濁しながら言ってて

そこでまた僕は感動してしまって、

勝手に僕が感動して、勝手に想像して、友達に書いた、手紙みたいなウェディングソングです

 


齢と弱いを重ねて、“生きる”という事の中で

どんな小さな幸せであっても大切な人と居れば、太陽のように眩しいのだ

 


今回の4曲の中で1番歌詞が上手く書けたんじゃないかなあ

僕は僕の、あなたはあなたの幸せに気が付けますように。願わくばあなたの幸せの中に僕らの音楽がありますように。

 

 

 

 


[春風は太陽を連れて]

作詞・作曲 青山凌大

 


朝、起きると寝顔の貴方が

日常に添えられている

色違い並んだ歯ブラシは

きっと愛の証

 


桜を春風が連れて

緑に変わる頃に

伝えた事を今でも

嬉しそうに話すなよ

 


どんな未来が僕らを待っていても

貴女と二人ならばどんな小さな幸せも

眩く見えて太陽みたい

何もない休みの日は

夕飯の買い物に歩いて行こう

夕日が二人の影をどこまでも伸ばしてゆく

 


これから先二人の間に

新しい大切が生まれ

でも僕はきっと嫉妬するから

たまにはデートしてよね

 


よわいを重ねて生きるの中で

醜い魔物にも出会うでしょう

それでも貴方は春風が連れてきた

太陽だから

 


朝、起きると寝顔の貴方が

日常に添えられている

今日から同じ薬指で

光るの愛の証

 


どんな未来が僕らを待っていても

貴女と二人ならばどんな小さな幸せも

眩しく見えて太陽みたい

何でもない今日という日を

二人の新しい記念日にしよう

真白のドレスのあなたの横で

永遠の愛を誓うよ